自然について興味があるので・・・・
(1)「自然」についての書物の説明
(2)大方の人は!
(3)エコ・ツ−リズムのはじまり
(4)私の提唱する「エコ・ツア−」
「自然について興味があるので・・・」という言葉をよく耳にします。でも
考えてみると、曖昧で使っている人の思いが理解しにくい言葉ですね。あなた
はどのような意味に使われたのでしょうか。
(1)「自然」についての書物の説明
そこで、服部宇之吉・小柳司気太「詳解漢和大字典」(昭和7:冨山房)を
覗いてみました。「人為の加はらぬこと。山川の景色。おのづから。おのづと」
等と出ていました。新村出「広辞苑」(昭和49:岩波書店)では、「おのずか
らそうなっているさま、天然のままで、人為の加わらぬさま。」をはじめ、難
しい説明が出ています。また、柳父章「翻訳語成立事情」(岩波新書)には、
「nature」の翻訳語だと説明されています。
ついでに、中国の辞書「辞海」(1973:中華書局香港分局)の説明を見てみ
ると、「なお天然のごときなり。今科学上いうところは、およそ天然より出づ。
人工をかりず造作せる者は皆自然という。自然物・自然界・自然力というごと
し。」と説明されています。
翻訳語の「自然」(しぜん)以前には「じねん」といわれ、意味も今日の使
われ方とは違っていたように思います。「自然薯」(じねんじょ)などをみる
と解るとおりです。
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