大森孟の「奥常陸」 
未来への旅!森からのおくりもの
since 2005-08-20
 豊かな海も都市もみな森のおくりもの! 2004/06/13 ハワイ・ワイキキで 大森孟撮影:Nikon D70 

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edit:2006/11/20、2006/12/10、2007/01/20、


     地球の温暖化や砂漠化

 (1)地球の温暖化

  皆さんにとって、今一番気がかりな環境問題は何ですか、と問われたら、どう答えになるの 
 でしょうか。多分、「地球の温暖化や砂漠化ですね。」と答えられるのかも知れません。
  そうです。世界の先進国に20年ほど遅れていますが、1997年の京都会議以降、政府も漸く重
 い腰を上げ始めました。マスコミなどを通じて、「地球の温暖化」という言葉をしばしば耳に
 するようになってきました。ときには、無理矢理「地球の温暖化」と結びつけて、不確実な現
 象を説明している識者も散見されます。
  では、「地球の温暖化」とはどういう現象を指して言うのでしょうか。こう問いかけますと
 的確に答えられない方が、意外に多いようです。

 (2)温暖化というのは!

  「温暖化」と言う現象は、5年や10年の気象の異常を指して言うのではなく、むしろ、こう
 いう短い期間の気象の変動では、温暖化そのものなのか、少し長い期間にわたる気象の異常な
 のか結論を出すことは出来ないのです。
  「地球の温暖化」は、50年或いは100年にわたる気象観測のデ−タを統計処理することによ
 り、結論として導き出される、地球全体の平均気温の上昇のことなのです。結論が出たときに
 は、すでに事態は深刻になり、対応が困難になる可能性が強いのです。
  従って、「温暖化している」のではないかと疑われる段階で、早めに可能な対策を講じるこ
 とが重要です。個人であっても、どんなに小さくても、温暖化防止に役立つのではないか、と
 思われることから手をつける、それが大事です。  

 (3)砂漠化は!

  日本は幸い周囲を海の囲まれており、砂漠化の危険はほとんどありませんが、世界のおおか
 たの国々では、砂漠化が進行し、深刻な問題になっています。アフリカのサヘル地域、中国の
 北部西アジア諸国、南北アメリカ、オ−ストラリア、インド北部、東南アジアなどです。
  原因は、人口の増加、森林伐採、気候の変動など複合した原因から砂漠化が進んでいます。
 みな、人間の活動が活発化し、森林を滅ぼしたことと関係があります。最後に砂漠化の定義を
 上げておきます。
  すなわち、「乾燥、半乾燥及び乾燥半湿潤地域におけるさまざまな要因に基因する土地の劣
 化」(砂漠化防止条約第1条)を「砂漠化」いいます。

 
 
わたしの作品集
○森について やさしい森の科学  やさしい森林教室  森林・林業について 短歌・随想・小論 ○コナラ林について コナラ林の再生 武蔵野の雑木林 雑木林百科 ○環境問題について 地球環境問題って? 地球の環境について 【シュンランの花】  
友人・知人のHP
天文・写真・カメラの 根本泰人さん 硬骨の名医上農哲朗さ ん(wando) 小沢普照さんの 「森林塾」 小見寺さんの 「omikomi倶楽部」 市民環境活動ネットワ −ク 【谷津バラ園にて】  
皆さんに応える
自然に興味があるので 森林の知識を得られた なら 林業を知りたいのだが 森林の生き物について 知りたいが 森林の作業に興味があ るので 森林ボランティアにつ いて知りたい 森林インストラクタ− になりたい 地球環境問題に関心が あるので 生き甲斐になるような ことがないか 生涯学習のテ−マを探 したいので 子や孫の学習のテ−マ を探したいので 作品があったら見せて 欲しい 【ワイキキの浜辺】 ○ミニ・ニュ−ス -------------------  大きな芽が見えるス モモは、花も咲き出し たようです。モクレン も一段と蕾が大きく膨 らんでいます。ショカ ツサイ、トサミズキ、 ヤブツバキ、ヒウガミ ズキの花が咲いていま す。ショカツサイ以外 は満開です。  テレビでは、サクラ の開花が寒さで、遅れ そうだとを言っていま した。しかし、庭のヤ マザクラの花芽は大き くなってきています。 花の時が近づいたこと を感じます。訪れる野 鳥もふえました。今朝 もエナガがつがいで来 ていました。  庭隅には、キケマン がたくさんあり、今、 妍を競うように黄色い 綺麗な花を開いていま す。スミレサイシンの 花も、その間に点々と 咲いています。カンゾ ウの仲間もあの独特な 芽をたくさん覗かせて います。ほんとに春で すね。 (2007/03/13埼玉)  

  
[環 境 の 話]

      私の作品集の特色      私の作品集の特色は、農林業に従事した経験を持ち、大学において、科学的素養  をも身につけ、実践と理念の二つの視点から、現代の森林や林業の問題を取上げて  いる点です。それが、他の方々の考えとの根本的な違いです。   在野において、独力で開いてきた先進的な森林インストラクタ−としての、森林  を根幹に据えた実践活動が、高い評価を受け、地域環境保全功労者として、2005年  度には環境大臣より表彰されました。   その大森孟が世に送る、実践的内容の作品です。       環境破壊は!      久しぶりに前の森が轟々と音を立てています。木々は左に右に大きく揺れていま   す。本格的な北風です。郵便受けに入っていた配布物を手にすると、ほこりっぽい  感じがします。   私の住んでいる街の周辺は、所謂関東ロ−ムから成り、乾燥しやすく、そこへ風  が吹きつけると、もうもうと砂塵が舞い上がります。その砂塵で、空が土色になり、  所によっては前が見えなくなってしまいます。その砂塵が私の住んでいる森付近へ  も飛んでくるのです。   ここ二十年、この界隈では、森林破壊が急速に進行し、強風を遮るものもなくな  り、表土を被覆する草木もなくなったので、強風は、砂塵を遙か彼方まで運んでい  きます。中国の黄土高原と同様なのでしょう。私の住まいは北斜面にあるので、風  は前の丘陵に当たって弱まるので、その砂塵が振り落とされるのではないかと思い  ます。   十年ほど前、隣の森で大きなクヌギやコナラを、10本ほど持ち主が伐採したこと  がありました。ただ、それだけで私の家の玄関には、強い風が吹きつけて来るよう  になり、二階の小窓の枠に土埃がたまるようになりました。さらに反対側の森が潰  されて家が建つと、反対側の窓枠にも土埃がたまるようになりました。   ぼんやりしている人間には、環境破壊の恐ろしさは、最後に自分の命が脅かされ  るまで分からないのだと思います。しかし、一寸気を付けて居れば、十年もすれば  身の回りにも、大きな変化が観測され、その変化の大きさに、人間の滅亡が刻々と  近づいてくるような恐怖に駆られてしまいます。(2007/01/25)      恐怖!      北向きの小さな谷に増えた、彼岸花の花も漸く終わりが近くなりました。今日は   10月13日だから、例年より10日ほど遅いことになります。ちょうど木犀の花も終わ  りに近くなり、私の住むこの谷は、おおかたの花が終わり、寂しい晩秋の気配にな  ってきました。   庭の隅では、オケラが咲き、フジバカマが咲き盛っています。例年この花を訪ね  てくるアサギマダラも、今年はただ1日、たった1頭が目についただけでした。セ  セリチョウもハラナガハナバチも少なかったようです。近隣の環境が急激に悪化し、  生き物の生息が難しくなってきたのかもしれません。人間だけが鈍感で、自分の生  息が難しくなりつつあるのに、気づいていないのかもしれません。   すべての人が金権の亡者と化し、己の生命の危険すら目に入らなくなっていると  したら、これはいいようのない喜劇です。自分の身の回りを見回しただけでも、森  林破壊はいうまでもないことですが、地下の生態系にも大きな破壊の手が伸びてい  るのがわかります。土中にも生態系があることに気づかず、上下水道、電線埋設、  地下道、路網・路線網・・・・何の疑いを持たず、破壊が急ピッチで進んでいるの  です。   やがて、行き場のなくなった微生物が、我々人間にとりつくかも知れません。自  分自身が破壊した生態系から、行き場を失った微生物に襲われ、生命を落とすよう  なことになるのではないか、と工事現場を通るたびに思うのです。そういうことの  起こらぬようにと願うしかないのですが。(2005/12/13)       環境音痴と非常食      1月24日のテレビのニュ−スで、消費期限の切れた備蓄非常食を大量に廃棄する、  ということを報じていました。このニュ−スを見て、この備蓄担当者も放送担当者  も、何もものを考えようとしていないのにおどろき、あきれました。   まず、なぜ同時に大量の備蓄食糧が、消費期限の切れるような購入法を採るのか、  ということ、つぎに、なぜ、期限切れになる前に消費しようとしないのか、という  ことです。聞いていてあきれました。私が担当者なら、いっぺんに購入するような  愚かな計画は間違っても樹てないでしょう。時間差で購入する様に計画します。   また、消費期限が近づいたものから、学校給食、職員食堂などで、積極的に消費  してしまいます。毎月、非常食を食べる日を決めて、食べさせてしまいます。非常  時には、美味しい、美味しくないなどと、贅沢は言っては居られないことを教育す  べきです。   また、再加工して美味しく食べる研究をしているとも報じられていました。これ  は、時間、エネルギ−の二重三重の無駄であり、非常食への取り組みが間違ってい  ることを、自ら暴露しているようなものです。再加工しなければ食べられないよう  なものを、非常食として貯えているのがおかしいのです。    関係者に知恵の足りないことを感じます。そして、地球環境問題をどう思ってい  るのか、不可解です。平気で、地球温暖化や砂漠化の原因になる資源とエネルギ−  の無駄遣いをしています。この人たちのしていることは、紛れもない「環境破壊」  であり、糾弾されなければならないことです。それに気付いていないのですから、  彼らは「環境音痴」です。   (余談)私のところへ届けてくれれば、ご飯の変わりに毎日食べてあげます。つ      いこの間まで、餓えに苦しんだ「貧乏国日本の民」ですから! 喜んで引      き受けます。(笑い)  (2007/01/24)      環境にやさしい      あちらでもこちらでも、「環境に優しい」という言葉をしばしば耳にします。   あるいは、新聞や広告などで目にします。こういうところで使われている「環境  に優しい」とは、どういう事なのだろうか、と考えるとよく分からない。そう感  じるのは私だけなのだろうか、と不安になります。   たとえば、森を潰して建てた住宅の売り出しの広告に、「環境に優しいエコ○  ○」などというフレ−ズを見つけると、えっ、どうして森を潰して出来た住宅が、  「環境に優しいのだろうか?」と言う思いに駆られ、とまどってしまいます。   「環境に優しい○○」につられて、いろいろなものを買い込み、いい気分で贅  沢に暮らしていけば、それが地球の温暖化や砂漠化などの、大きな環境問題の直  接・間接の原因になってしまいます。その「環境に優しい○○」を作るために資  源もエネルギ−も共に大量に消費しているからです。むしろ、今使っているもの  を大事にして、長く使い続ける方が、大事なことなのではないでしょうか。   私はそう思います。   私たち市民の一人一人が賢くならないと、悪賢く小ずるい者達に騙され、知ら  ず知らずの間に「環境に優しい○○」という言葉の陰で行われている、大きな  「環境破壊」に加担し、資源の浪費の手助けをして、「環境に優しい○○」のは  ずが、環境を痛めつけことになりそうです。   昔の人は「蟹は甲羅に似せて穴を掘る」といいました。私たちも、この教えに  従い、質素に暮らしていけば、自ずから「環境に優しい」ことになりそうです。  (2006/06/13)

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   編集・管理:大森孟(森林インストラクタ−/環境カウンセラ−)      
   2006/06/01 大森孟の「奥常陸」2006
   2006/11/20 大森孟の「里川」(佐都川)2006
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